加彩十二生肖(続き)

唐時代 高20─27.5センチ

1955年─1956年陝西省西安唐墓出土 陝西省博物館蔵

史書によれば、「十二生肖」は後漢に始まる。これは12種の動物を十二支に配当したもので、「十二相属」とも呼ばれた。しかし、1975年湖北省雲夢睡虎地11号秦墓出土の竹簡の「子は鼠なり」「丑は牛なり……」の記事によれば、十二生肖の説はずっとさかのぼり戦国時代にすでに存在したことになる。

「中国陶俑の美」展カタログ

以前ご紹介したことのある、加彩十二生肖像の別バージョンを。

十二支と動物の対応を前提とした記事は、「論衡」が最初だとずっと思いこんでたんですが、違うんですか!?


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