フリーマンさんが羊の輸出禁止を訴え

ひつじ事件

 シドニー五輪の陸上女子400メートル金メダリストで、オーストラリア先住民族アボリジニのキャシー・フリーマンさん(31)が12日、五輪開幕を前にアテネ市内で羊の輸出禁止を訴えた。
 オーストラリアでは最近、羊を中東や北アフリカ諸国に船で輸出するケースが増加。劣悪な環境下で輸送中に死ぬ羊も多く、動物保護団体の非難を受けている。
 アテネ五輪では聖火リレーの最初の走者を務めたフリーマンさん。アテネの象徴、パルテノン神殿を見渡せるビルの屋上で子羊を抱きかかえ、「羊を屋根もない船で、ろくに世話もしないまま何千キロも運ぶような残酷な行為は今すぐやめて」と話した。

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逃げて隠れて6年間

ひつじ話

ウェリントン――人口400万人に対し羊4200万頭のニュージーランドで「あれは……何の生き物?」と発見者の度肝を抜いた、羊の「シュレック」が28日、遂に6年分のこんもりした羊毛を刈り取られた。首都ウェリントンから全国生中継されたチャリティー・ショーで、シュレックはおとなしくあおむけにされ、羊毛刈り全国チャンピオンの手にかかった。わずか20分で刈り落とされた27キロもの羊毛は、小児ガン患者支援基金のため、ネットオークションにかけられるという。
ニュージーランド南島の牧場で今月初め、シュレックは発見された。牧場の作業員が小高い岩場に、見たこともない不思議な生き物を発見。あれはなんだと騒ぎになり、よく見てみると、伸びに伸びた羊毛でこんもりモコモコ状態になった雄のメリノ種羊だということが判明した。いつの間にか群れから「ひとり」離れて、広大な牧場敷地内の岩山で暮らしていたと思われている。
大々的なチャリティー・ショーで一気に27キロ分の羊毛を刈りとられたシュレックは、体のバランスが取りにくい様子で、少しフラフラ。間もなく訪れる南半球の冬に備えて、ショーの主催者は名前入りのメリノウール・コートをシュレックに進呈していた。

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続報・超毛深いヒツジの中に人は居たか。

ひつじ話

超毛深いヒツジ、遂に毛を刈ることに(ちょいキモ)で紹介したニュージーランドのメリノ羊シュレックの毛刈り式が現地時間の28日に行われた。
映画「シュレック」のキャラクターから名づけられたこの羊は6年間、毛刈りから逃げ回っていた9歳の羊。今回ようやくつかまって、数百人の観衆が見守る中、毛刈りチャンピオンの手によって毛が刈られた。
毛刈りに要した時間は25分。電気バリカンを使わず昔ながらの特大ハサミでシュレックの毛は刈られた。このウールはおよそ27.5キロで380メートルあった。
シュレックのウールから20着分のスーツが作られる見込みだが、今や世界的有名ヒツジになったシュレックのウールは子供のためのチャリティオークションに出品されるという。
この種のヒツジは標高1500メートルの高さの山脈で洞窟に隠れながら植物を食べて暮らしている。冬は厳しい寒さになるが、ニュージーランドではこれからが冬になるため、シュレックは特注のメリノウールで作ったジャケットを着て越冬することになる。
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超毛深いヒツジの中に人は居たか。

ひつじ話

30キロほどの羊毛を蓄えたメリノヒツジの“シュレック”がニュージーランドで話題になっている。
この“シュレック”と名づけられたヒツジは9歳になるが、6年もの間、羊飼いから逃げ“毛刈り”を免れてきた。
20センチ以上もある毛で全身が覆われて、体がほとんど見えないため、熟練した技術を持つことで有名なダニエルさんの手で刈られることとなった。ダニエルさんによると、このシュレック1匹の羊毛から、高級で有名なメリノウールの男性用スーツが20着仕立てられるほどの量がとれるという。
この超毛深いヒツジ・シュレックの毛刈り式は、日曜日の夜に行われる予定で、飼い主のジョンさんによると、動物のドキュメンタリーとしてシュレックの毛刈りを取材したがっているテレビ局から連絡があったという。また、毛刈りをすればチャリティ用に金銭を寄付するとの申し出もあったという。
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爆音で「ドラえもん」=アクセル操り、巧みに演奏?暴走族82人検挙・大阪府警

ひつじ事件

大阪府内で車やバイクに乗り、暴走したとして、大阪府警交通捜査課などは2日までに、暴走族「七星」など13グループの現役・OBら計82人を道路交通法違反(共同危険行為等禁止)の疑いで検挙、うち16歳から26歳の25人を逮捕した。
エンジンの爆音で「ドラえもん」や「メリーさんの羊」を演奏しながら暴走していた男もいたという。
この男は、アクセルとブレーキを使って巧みにエンジン音の高低を変えて演奏。捜査に当たった同課幹部は「演奏には高度な技術が必要」と驚いている。

きっと幼い頃に音楽イモにあこがれた世代なのでしょう。
……いや、それだと40歳前後くらいか。

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中東への輸出前に 羊に豚ハム食べさせ妨害 豪愛護団体

ひつじ春夏秋冬

オーストラリアの動物愛護団体が、出港前の羊に豚肉のハムを食べさせ、ブタ肉を食べることが禁じられているイスラム教徒が多い中東への輸出を阻止していた。
【この団体は「アニマル・リベレーション」。AAP通信によると、メンバーの男性(40)が、ビクトリア州の港で出港を待つ約7万頭の羊に、ハムを食べさせた(略)輸出業者は「とんでもないことをしてくれた」と苦い顔だが、愛護団体は「羊は輸出を免れた。すばらしい結末だ」とコメントを発表した。豪州は年間約600万頭の羊を輸出しており、イスラム諸国も「得意先」だという】

JANJAN (元記事:毎日新聞

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チュニジア料理 ハンニバル

ひつじ話

羊を食べる会
今年は羊年なので、というわけでもありませんが、羊肉を食べる会を何回か催してきました。今回はその特大バージョン、ということで、お店を借り切って羊の丸焼きを食べる会です。

さて、開催場所は新大久保のチュニジア料理 ハンニバルです。
ここは日本で唯一のチュニジア料理専門店。クスクスも絶品。それから卵入りの春巻みたいな揚げ物もおすすめ。羊にこだわらない人もぜひ行ってみてください。オーナーのモンデールさんも愉快な人です:)
けっこう混んでいるので予約がおすすめ。

こちらの方は45人?で食されたようですが、うちの知人は15人ほどで一頭丸焼きしたらしいです。
どんだけ食ったんだアンタら。
(3倍? 3倍食べたの?)
AYAYA’s Diary

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羊木?纈屏風

ひつじグッズ

今年が未年であることにちなみ、正倉院宝物の一つである「羊木?纈屏風」から、羊と樹木の部分を取り上げています。
羊木?纈屏風は、上端には花喰い鳥、中央には羊と樹木、下段には山岳を配した、ササン朝ペルシャ風の構図となっており、樹木の幹には2匹の小猿、山岳中には立ち止まって見返る1匹の仔鹿が表されています。
この屏風に描かれている羊の大ぶりの巻き角や、連珠文様の胸帯をかけている姿態は、エジプトのアンチノエ発見のササン朝期の羊文錦と通じるところがあるともいわれています。
下端には「天平勝宝三年十月」(天平勝宝3年は751年)と墨書があり、当時の税(租庸調)の一つである調のあしぎぬの銘識の一部ではないかといわれています。

羊木?纈屏風 切手
切手趣味週間にちなむ80円郵便切手(ゆうびんホームページ)

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企画展「ヒツジおもしろクエスチョン」を開催

ひつじ春夏秋冬

 今年は金沢動物園のシンボルマークのモデルにもなっているオオツノヒツジの年(未年)ということで、ヒツジに関する知識を楽しみながら学べる「ヒツジおもしろクエスチョン」という企画展を開催します。
 「オオツノヒツジに関するクエスチョン」の他に「ヒツジという動物について」「ヒツジがつくことば」「宗教や物語に登場するヒツジ」「産業とヒツジ」の5つのジャンルごとにクエスチョンが用意され、どの問題にも写真やイラストを使ったわかりやすい説明が付けられています。オオツノヒツジの足跡スタンプを記念に押すコーナーもあります。
「ヒツジおもしろクエスチョン」で紹介しているクエスチョン
☆「オオツノヒツジ」についてのクエスチョン
オオツノヒツジという名前の意味は?
オオツノヒツジはどういう所に棲んでいるの?
オオツノヒツジはメスにも角があるの?
オオツノヒツジはどんな餌を食べているの?
オオツノヒツジはどんな蹄をしているの?
☆ヒツジという動物についてのクエスチョン
「ヒツジ」ってどんな動物?
「ヒツジ」と「ヤギ」はどこが違うのでしょう?
金沢動物園に「ヒツジ」はいるの?
一番大きいヒツジと小さいヒツジは?
☆歴史や宗教・物語に登場するヒツジについてのクエスチョン
「ヒツジ」はいつ頃から日本にいたの?
「羊神社」があるって本当?
神話や民話にも「ヒツジ」が登場するの?
キリスト教にはどうして「ヒツジ」がよく出るの?
☆文化や産業についてのクエスチョン
「ヒツジ」にはどんな利用法があるの?
「ヒツジ」の毛刈りはいつ頃から行われたの?
「ヒツジ」の毛からどうやって毛糸ができるの?
ソーセージが生まれた国は?ドイツ??アメリカ??中国?
☆ヒツジがつくことばのクエスチョン
眠れないときにヒツジを数えるのはどうして?
「メリーさんのヒツジ」の他にヒツジが登場する歌知ってる?
「ヒツジグサ」ってどんな草?
「羊」を使って漢字を作ろう
今はやりの「フリース」と羊の意外な関係知ってる?
「羊頭狗肉」の本当の意味は?
「羊歯」とヒツジの関係は?
「羊羹」とヒツジの関係は?

すごい気になります。色々と。

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干支 未(ひつじ)

ひつじグッズ

 平成15年(2003年)は、干支では未(ひつじ)年にあたります。
 羊と人間との関わりは大変古くからのもので、およそ1万年前から家畜として飼われてきたといわれています。元々は日本にはいなかった動物なのですが、推古天皇の頃に百済国より送られてきたと『日本書紀』に書かれているのが最古の記録とされます。羊が本格的に飼育されるようになったのは、西欧化により羊毛の需要が増えた明治期のことになります。羊毛をはじめとして、様々な用途に使われるありがたい存在であるとともに、その温厚な性格と、毛むくじゃらの愛らしい姿はわたしたちをあたたかく和ませてくれます。
 また、『大漢和辞典』(大修館書店)によりますと、「羊」という漢字は、「祥」の字に通じており、「よい」という意味をもった縁起のよい字とされていますし、実際の羊も宗教的に重要視された神聖な動物といわれています。
 今回は、新しい年が羊のように穏やかな幸多き年となるように、羊の様々な面がうかがえるような当館所蔵の関係資料をご紹介いたします。
●展示資料●
約100冊

ひつじ関連書籍リストとしてご活用されてはいかがでしょうか?

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羊のイラストがプリントされたゴルフボール

ひつじグッズ

「羊」マーク入りゴルフボール2002_102_2.jpg

ゴルフの起源は羊飼い
ゴルフの起源には諸説ありますが、羊飼いが杖で小石を打って遊んだのが始まりという説が一般的です。このようにゴルフに縁のある未年に「羊」マーク入りボールを使ってプレーするのもいいかもしれません。

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オオツノヒツジ 2頭の赤ちゃん公開!

ひつじを見にいく

オオツノヒツジの母子

オオツノヒツジは英語でもビッグホーンと呼ばれるように、オスには大きく巻いた立派な角があり、力比べの角突きは迫力満点です。
ロッキー山中に生息しているだけあって、険しい崖も身軽に登ることができますが、小さな子供たちも母親の後についてピョンピョンと跳ね回っています。ぜひとも、愛らしいオオツノヒツジの母子の姿をご覧ください(雨天の場合は見られません)。

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国交30年、相互理解は途上

ひつじ話

 モンゴル(内モンゴルでなく、モンゴル国の方)のジョークを一つ。
 日本人相手に「モンゴルで自分の羊を飼おう」と羊を売り、代金と引き換えにまず写真だけを送る商売があった。本人がモンゴルを訪れた時に実物を渡すという。ある男が知人の羊を片っ端から写真に収め、日本に送り代金を取っていた。送られた写真を毎日眺めていた日本女性がついに羊を見にモンゴルに渡った。慌てた「羊売り」は知り合いの群れから手当たり次第に羊を捕まえて見せたが、彼女は写真と違うという。どうしても写真に収められている自分の羊をと求め、ついにトラブルに発展した。
 これがなぜジョークなのか。羊に対するモンゴル人と日本人の考え方が違うのだ。牧畜民であるモンゴル人にとって羊は財産という意味合いが大きく、暮らしそのものである。一方、日本人の多くは羊を可愛いペットだと思っている。モンゴル人から見ると写真の羊に愛情を寄せ、半年間も眺め続けていた日本人が不思議に思われたに違いない。

写真の羊は、どこかの時点で食べられてしまった?
それにしても、見誤ることなくひつじ個体識別ができる愛情というのも凄いです。

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数百頭の羊を率いていく純白の犬

ひつじ話

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 羊の群れが近づいてきます。
 先頭を歩いている真っ白な大きな犬、堂々としています。のっしのっしと列の前を歩き、「今から行列がお通りだ。おまえ達、わきに寄るように」と言っているようです。そして牧童達よりずっとえらそうに見えます。
 たった2人の牧童と数頭の犬に率いられた数百頭の羊たちは、このビデオカメラをものめずらしそうに時々見上げながら、村への橋を渡り、対岸の大きな建物に入っていきます。乳搾りの場所なのでしょう。

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きれいに刈ってね!! =ひつじ約35頭が華麗に変身=

ひつじを見にいく

(湖東・日野町)
 寒い冬から身を守るウール百%の毛を身にまとっていたひつじの毛刈りがこのほど、日野町の山本にある畜産技術振興センター内の「ふれあいの広場」で行われた。暑い夏を乗り切るために実施されるひつじの毛刈りは、初夏の風物詩として親しまれている。
 今回は、同センターで飼育され、セーターや服地にするのに適しているコリデール種のひつじのうち、今年生まれた子ひつじ(約二十頭)を除く約三十五頭の毛刈りが実施された。同センターのひつじは、毎年約二十頭ずつ、学校や農業関係の団体などへ引き渡されており、近年ではひつじを草の伸び切った放棄田で放牧する活用方法も試されている。
 午前十時から始まった毛刈り作業は、職員二、三人が一組になって、体重四十?五十キログラムのひつじ一頭を動かないよう足でしっかりと押え、専用の電気バリカンと毛刈り用の大きなハサミを使用して二十?三十分かけてきれいサッパリに。職員以外にも、京都の大学に通う農学部の学生が、「油ギッシュだが、表情がとてもかわいい」とハサミで少しずつ毛を刈り、一頭を約一時間ほどかけて刈り上げていた。
 中には隙あらば逃げ出そうとするひつじもいたが、「まっとれよ。涼しくなってきたやろ」との職員のやさしい言葉に、大半のひつじたちは「メェー」と小さく鳴き、まな板の鯉のようだった。
 ひつじ一頭からは、二?三キログラムの原毛が得られ、刈り取ったばかりの原毛はごみや汚れなどが脂分と混じってベトベトしているため、よく洗毛し特別な道具を用いてとかし紡いでいくと、立派な毛糸ができる。
 刈り取った原毛は、希望者に無償で譲渡されている。また、同センターでは八月二日に、刈り取った原毛を紡ぎ色付けした毛糸を用いて小物を作る「夏休み羊毛クラフト教室」を開催する。対象は、小学児童とその保護者(大人だけの参加可、児童だけの参加は不可)。問い合わせは、同センターへ。
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