「おひさまキッチン」のアップルジンジャーシュガー

ひつじグッズ

動物さんたちのシュガー&シーズニングミックス「おひさまキッチン」の、とってもおしゃれでかわいいパン用シュガーです。
アップルとジンジャーの爽やかな香りとほどよい甘さが特徴です。
焼き上がったトーストにバターを塗り、お好みの量を振りかけるだけでカリカリサクサクの食感をお楽しみいただけます。

羊がリンゴをむいている絵柄のトースト用シュガーを手に入れました。
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エスビー食品「おひさまキッチン」シリーズのひとつ、「ヒツジさんのアップルジンジャーシュガー」です。バターを塗ったトーストの上にふりかけて使うものとのことなので、さっそく。
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ヒツジさん以外にも、おおぜいの動物たちがいるようです。公式HPの絵本アニメもかわいいので、ぜひ。

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なぜナイチンゲールは夜啼くか

ひつじ話

ウェストファーレン地方の伝説では、すべての小鳥が口をつぐむ夕暮れ時に、なぜ小夜啼鳥だけが囀り始めるのかが説明されている。
(略)
昔、羊飼いの娘が、素直で優しい羊飼いの若者と婚約を交わしていた。
しかし娘は、わがままで若者を冷たくあしらい、羊番の仕事も怠りがちで、そのくせ若者には夜遅くまで羊を草原に追いたてさせていた。
結婚の手筈も整えるわけでもなく、若者の話にも耳をかさず、娘は結婚の日どりを延ばすばかりであった。
若者の忍耐にも限度があった。度重なる延期の言葉に、たまりかねた若者は怒り狂ってこう叫んだ。
「最後の審判の日まで眠られぬよう、お前を呪ってやるぞ!」
するとたちまち娘は小夜啼鳥の姿となって夜も眠らず、嘆きつつ仕事の歌を響かせねばならなくなった。

「ドイツの民間習俗と太い根でつながっている植物や動物のいくつかを民俗学の立場から掘りおこし、ドイツ文学の理解に役立てよう」(「まえがき」より引用)との趣旨を持つこちらの『ヨーロッパの森から』より、「ナイチンゲール」の章を。
ドイツの羊伝説は、この他にグリムの「ドイツ伝説集」をご紹介しています。

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「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」6月号

ひつじ話

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本屋さんの語学テキストコーナーに行ったら、羊の絵の表紙と目があってしまいました。
NHKラジオの英語講座「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」の6月号です。6月16日(月)放送分のショートストーリー「In a Taxi」の中に出てくる模様。渋滞中のタクシーの中で、運転手とお客が動物を使った心理テストを始めたのですが……?

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彦根の和風礼拝堂 「スミス記念堂」

ひつじ話

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昭和6年、日本聖公会彦根聖愛教会の牧師で彦根高商の英語教師でもあったパーシー・アルメリン・スミス氏が両親を記念し、大工宮川庄助氏と協力して城町の堀端に建設しました。
外観は寺社建築を模しながら、梁や扉には葡萄や十字といったキリスト教の文様が刻まれた独特の和風教会堂として貴重な建築です。
1996年の道路拡幅工事で解体後、市民や滋賀大関係者たちでつくるスミス会議が建物を譲り受け、この度、平成19年3月25日に竣工式が行われました。

神社仏閣の装飾彫刻には、多くの動物や幻想動物がひそんでいます。
これまでにも、大阪天満宮の方位盤松島は五大堂の蟇股などをご紹介しているのですが、羊がもっと大きく取り扱われることはないかと思っていたら、それかと思われるものがありました。
彦根の和風教会堂「スミス記念堂」のなかにある祭壇彫刻です。羊ですね、これ。教会ですし。

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エティエンヌ ・ ドゥローヌ 「6月」

ひつじ話

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400点以上の作品を制作したドゥローヌは、金銀細工、メダルのためのデッサンや小品を別として、膨大な数の一連の月暦図、旧約・新約聖書、歴史や神話を題材にした作品を残している。
様々な画題をとりあげているが、この版画に見られるようにその月々に対応する労働を示す田園風の場面を挿入して新しい図像に仕上げている。

「パリ国立図書館所蔵 フランスの版画 16世紀─19世紀」展カタログ

16世紀フランスの版画家、エティエンヌ・ドゥローヌの月暦図より、「6月(かに座)」です。毛刈りの季節のようですね。
羊の毛刈りを描いた暦といえば、「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」の7月をご紹介したことがあります。

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ジョン=ルイス・ションボーン 「羊飼い」

ひつじ話

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ジョン=ルイス・ションボーン(1852─1931)
ハンガリーに生まれ、幼少の頃両親とアメリカに渡る。
20歳の時に絵画の修行のためにフランスに留学。多くのアトリエで学び、レオン・ボナの知己を得た。
田園風景や動物画に力量を発揮する。
健康に恵まれず、まず難聴、ついで毎年数ヶ月のアルジェリアでの制作が祟って視覚障害にみまわれる。
しかしこのアルジェリア滞在からは、晴れやかな風景画、アラブ馬の大きな習作が生まれた。

 「オリエンタリズムの絵画と写真」展カタログ 

ジョン=ルイス・ションボーンの「羊飼い」を。

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「ルーシーといじめっこ」

ひつじグッズ

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ひつじのルーシーは えをかくのが だいすきです。
すごうの じかんには、 ともだち みんなが
ルーシーに、 えを かいて、 とたのみます。
でも、 ひとりだけは ちがいました……

ak様から、新しい絵本の情報をいただきました。ありがとうございます。
クレア・アレクサンダー作、福本友美子訳の「ルーシーといじめっこ」です。

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ジューシーな味わいの「アスパラひつじ」

ひつじ春夏秋冬

息子の一言で誕生した「アスパラひつじ」 臭みのないジューシーな味わい 美唄の西川農場
(略)
札幌市と旭川市を結ぶそのほぼ中間に位置する美唄市はアスパラガス産地として知られる。
市内の選果場には、アスパラの切り落としが沢山あり、畑にすき入れられたりして、そのまま捨てられていることもある。
西川農場で飼育されているアスパラひつじの種類は、その肉がおいしいといわれるサフォークという種類で、すでに「アスパラひつじ」という商品名も商標登録もされている。
農場を経営する西川岩雄さん(70)がポニーとヒツジ3頭を飼っていた。
平成17年に息子の崇徳さん(45)が「美唄の特産品のアスパラを食べさせて、そのヒツジを食べると味はどうだろう」という一言から始まった。
さっそく選果場の切り落としをもらってきては、ヒツジに食べさせてみた。
ヒツジは臆病な動物で、食べたことのないものを口にすることはめったにないとか。
3頭のヒツジは最初、アスパラガスに警戒した。
たまたま1頭がアスパラガスを食べるとおいしかったようで、ほかのヒツジも食べるようになったという。
親がアスパラガスを食べれば子供は最初から食べるそうで、今ではどのヒツジもおいしそうに食べる。
ねだるヒツジもいるほどだ。
「アスパラを食べさせたヒツジの肉を分析すると、遊離アミノ酸が多く含まれていた。比較して食べてみるとよく分かる。ジューシーな食感、ヒツジ特有の匂いも少ない」と西川さん。

ak様から、北海道のひつじニュースを教えていただきました。ありがとうございます。
食べやすそうで美味しそうです。公式HPの写真を拝見していると、にわかにお腹がすいてきてしまいました。いいなぁ、北海道。

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愛知県美術館 シャガール展

ひつじ話

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「《聖書》のための原画:過越の祭で食事するユダヤの人々」
1931年 油彩・グワッシュ、紙
マルク・シャガール国立美術館(1972年寄贈)

 「シャガール」展カタログ 

愛知県美術館にて、2014年6月8日まで、マルク・シャガールの展覧会が開かれています。
上の引用は、以前「イサクの犠牲」などをご紹介した版画「聖書」シリーズの原画のひとつ。大皿の上に子羊がのってます。
その他、「ダフニスとクロエ」のリトグラフのシリーズや、バレエ「ダフニスとクロエ」の衣装と舞台背景画、マルク・シャガール国立美術館の油彩「聖書メッセージ」連作などなど、ひつじ度高めの作品群が並んでいます。お近くならば、ぜひぜひ。

会期 2014年4月17日(木)?6月8日(日)
会場 愛知県美術館 (愛知芸術文化センター10階)
開館時間 10:00?18:00 金曜日は20時まで (入館は閉館30分前まで)

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バットマンならぬバットラム誕生。

ひつじ春夏秋冬

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バットマン風の顔が大人気。ちょっと変わった子羊がノルウェーで誕生。
ノルウェーのある農場でこのほど、とても変わったルックスをもった子羊が誕生して話題を呼んでいる。
耳を立てるとその顔はまるで「バットマン」。スーパーヒーローの出現だとばかりに、村の人気者だそうだ。
(略)
「人々はこの子を“Zorro”あるいは“Batlamb”と呼びます。私は“Batlamb”ですね。この子が母羊のお腹の中にいた時から、私は何か特別な予感がしていました。子宮の中でバットマンさながらの勇ましいポーズを取っていたようなんです。」
親バカ根性まる出しと言われながらも、地元メディア『The Local』の取材に嬉しそうにそう話したのは、ノルウェーでとある農場を経営しているHege Vigreさん。
目元をぐるりと囲む黒い毛はパンダさながらだが、こちらはりりしい逆三角形。それがバランスよく両目に現れることは非常に珍しいそうだ。

もりもとさんから、変わった子羊誕生の海外ニュースをお知らせいただきました。ありがとうございます。
バットマン……かな? 言われてみると、そうかも。かわいいバットマンです。

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北海道ご当地キャラ「ジンギスカンのジンくん」

ひつじ画像・映像

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いつも食べられかけている。
にもかかわらず本人はいたって冷静。
毛が耐熱防火にものすごくすぐれているらしい。
「北海道でジンギスカンを食べた方々に、思い出とともに笑いを持ち帰ってほしい。」
という願いから作成。
お土産としてもらった方にもぜひ微笑んでいただきたい。

4月の羊さまから、北海道発のジンギスカンPRキャラクターに羊がいるとのこと、お知らせいただきました。ありがとうございます。
ジンギスカン鍋のお帽子があまりにもキュート。どうやらグッズ販売もされている模様。北海道のあちこちできぐるみにも出会えるようです。

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ゴヤ 「静物画 肉屋の店先」

ひつじ話

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先日の「ウェリントン公爵の肖像」に続いて、フランシスコ・デ・ゴヤをもうひとつ。羊の頭部と胸肉を起き並べた静物画です。
ゴヤは、この他に「洗濯娘たち」をご紹介しています。

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