マンデヴィル「東方旅行記」(続き)

以上の島々から海路でなん日も東へむかうと、マンシーと呼ばれる一大王国に達する。
(略〉
また、この国には、羽毛のない白い牝鶏がいて、わが国の羊みたいに、まっ白い羊毛をはやしている。

第二十二章より

こんどは、カタイの国の彼方にある国々や島嶼について話したい。
(略)
さて、この国土からさらに進むと、バカリイに達するが、そこには凶悪な人間がたくさん住んでいる。
また、国内には、まるで羊のように、羊毛を生み出す樹木があって、人々はこれで布を作る。

第二十九章より

先日の、マルコ・ポーロ「東方見聞録」(続き)から勢いづきまして、やはり昔お話をしたマンデヴィル「東方旅行記」を読みなおしてみました。
以前は植物羊関連のお話ばかりをしていたのですが、他にも少しだけヒツジに触れた箇所があるようです。羊毛牝鶏については、挿絵をご紹介したことも。

ひつじ話

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