名古屋まつりの山車揃を見てきました。

もうずいぶん以前に、名古屋市の筒井町天王祭で曳行されるからくり山車「神皇車」をご紹介したことがあるのですが、この秋の市民まつりで、宵に提灯を点灯しての山車揃が行われると知って、見てまいりました。

例年の名古屋まつり「山車揃」に参加する山車9車が、長島町通(東照宮付近)で提灯を点灯し、本町通を練り歩いたのち、名古屋城でからくり演技を披露します。
神皇車(じんこうしゃ)
森高雅、山本梅逸ら郷土の高名な画家が下絵を手がけた十二支の水引幕は、江戸工芸美術の粋を伝えます。
また巫女から鬼面、そして龍神へと様変わりするからくりは必見です。

というわけで、夜の名古屋市役所及び県庁付近です。
きらきらとした山車がいくつも過ぎていくなかを待ち構えていると、見覚えのある山車がやってきました。
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水引幕の十二支のうち、羊はたしか後ろのほう……ええと……
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ありました!
宵闇の中で見ると、昼とはまた違った風情がありますね。
羊のあしらわれた山車といえば、なんといっても祇園祭の保昌山ですが、他にも類例がありそうです。この先、ご紹介の機会があれば良いのですが。

ひつじ話

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