寄港→「よこう」 羊毛→「ひつじげ」…読み違い

「論理」が苦手
 小中学生は作文で論理を上手に組み立てたり、算数・数学で問題の解き方を説明したりするのが苦手――。国立教育政策研究所が小学四年?中学三年(計約三万七千人)を対象に実施した「特定課題調査」で十四日、こんな結果が出た。二〇〇三年の国際的な学力調査でも同様の結果が出ており、論理的・数学的思考の弱さがあらためて示された。
 調査は指導要領の定着状況を検証し、指導法を改善するのが目的で、今回が初めて。
羊毛→「ひつじげ」
 作文では、84?93%が規定の字数内で記述でき、小四の61%、中三の74%が自分の考えを示すことができた。しかし、段落構成などを活用しながら論理の通った文章が書けたのは小四で32%にとどまり、中三でも69%だった。
 漢字の読みの調査では寄港を「よこう」、羊毛を「ひつじげ」と答えるなど、子どもがあまり使わない言葉に読み間違いが集中した。

中日新聞 7月15日朝刊記事

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