ピカード 「羊飼いと王様と南西風の話」

娘は、すぐに羊飼いの若者のいる草原にむかってかけ出しました。
もう夕暮れ時でしたから、若者は羊たちを囲いのなかに入れているところでした。
娘の姿を目にした若者は、たいそうおどろきました。
「粉屋の娘さんじゃないか。あんまり長いこと会わなかったから、どこかへ行ってしまったんだと思っていたよ」
「あなたに返事をするために、もどってきたのよ」娘は言いました。

バーバラ・レオニ・ピカードの児童文学です。
神にも等しい南西風と、美しいドレスを贈ってくれる王様と、村の親切な羊飼いから、同時に求婚された粉屋の娘が、遠回り(南西風にさらわれて、海まで越えてます。文字通りの遠回り)の果てに羊飼いのもとに帰ってくるまでのお話。

ひつじ話

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