ポンペイの羊飼い像

羊飼い像
大理石 1世紀中頃 スタビア 66.5×16.5センチ
えり巻きのように小型のヤギをかつぐ牧夫は、羊の毛皮をトゥニカとして着用している。
右手に生まれたばかりのヤギと思われる動物をぶらさげ、左腕には麦の穂や果物があふれだしているカゴをさげている。
写実的な表現と、なめらかな表面処理から紀元1世紀中ごろの作と考えられる。

「世界遺産ポンペイ展 ポンペイとポンペイに暮す人びと」カタログ

古代ローマの羊飼い像です。「善き羊飼い」のポーズですね。
このモチーフについてはずいぶんお話をしておりますので、こちらで。
また、ポンペイ関連の記事は、こちらでぜひ。

ひつじ話

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