UCHUの落雁 と 野仏庵の狛羊

ひつじnews、このたび京都をさまよってまいりました。
目的はまずこちら、堀川今出川にある和菓子店「UCHU」。
堀川今出川の交差点北西角から北に数分。山名宗全邸址を示す石柱が立つ角を曲がると、ふわりとお店が目に入ってきます。
山名宗全邸址 
UCHU店頭
愛らしい色味とデザインの落雁専門店なのですが、その商品のひとつである「アニマル」があまりにかわいいので、お店まで買いに来てしまいました。
「アニマル」デザインのオリジナルてぬぐいと、観光客らしく「京都ものがたり」も購入。ほくほくです。
成果。

UCHU wagashi
営業日 | 金・土・日 営業時間 | Open 10:00 Close 6:00pm

UCHUの落雁については、カーター卿さんに教えていただきました。ありがとうございます。
さて。
せっかくここまで来たんですから、もうひとつ京都にしかいないひつじを見に行きましょう。
堀川今出川交差点から、まっすぐ東へ進み(調子に乗って、30分ほど歩いてしまいました。寒うございました。皆様はぜひバスかタクシーをご利用ください)、大文字山を眺めつつ、出町柳駅から叡山電車に乗り込んで、一乗寺駅下車。駅からまた東に向かって20分ほど歩きます(いえ、他の移動方法もあるとは思うんですが、つい……)。
やってきたのは、観光名所として知られる詩仙堂そばの「野仏庵」。
野仏庵

野仏庵には「陶庵席」「雨月席」「幽扉席」などの茶席の他、
百数体に及ぶ数多くの石仏が安置されております。
また、庵の正門は明治・大正・昭和の元老公爵 西園寺公望 が、
国事奔走中の維新の前夜に新撰組に追われ、
一時京都府下の丹波須知村に潜んだ際の寓居の門を移設したものです。

公式HPの施設案内にあるこの正門前に狛犬然として並ぶ二体の羊の石彫を、以前から見たいと思っていたのです。
よく似たものを、以前、東京の根津美術館庭園でも見たことがあるのですが、こちらは立ってる位置が位置だけに、現役感がありますね。
野仏庵正門
さいわい一般公開日でしたので(弁柄の壁が美しい母屋でお抹茶がいただけます。500円。ほっとしますよ)、門の中に入って、後ろ姿の写真も一枚。
後ろ姿
さらにアップも。
横顔
いや、堪能しました。
ご縁がありましたら、ぜひぜひ。


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