アントニオ・マリーア・ヴァッサッロ 「オルフェウス」

「オルフェウス」 「オルフェウス」(部分)
ヴァッサッロは17世紀のジェノヴァ派の優れた画家であるにもかかわらず、この画家の一生に関する資料は現在までほとんど伝わっていない。
(略)
ヴァッサッロは、動物画家としても、また田園風景の画家としても名声を博した。
宗教をテーマとする作品も描いたが、そのなかでは動物と各種の物体の描写が重要な位置を占めている。

 「プーシキン美術館所蔵 イタリア・バロック絵画展」カタログ 

17世紀イタリアのヴァッサッロによる「オルフェウス」です。その竪琴の技でサテュロスや獣たちを魅了するオルフェウスをテーマとするものですが、中心に描かれているのは聞き惚れている動物たちのほうなのが魅力。

ひつじ話

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