エドワード・ヒックス 「ノアの箱舟」

「ノアの箱舟」 「ノアの箱舟」(部分)
エドワード・ヒックスは1780年、ペンシルヴァニアのクウェーカー教徒の家に生まれ、幼くして母を失い、両親の友人夫妻によって育てられ、後に馬車製造の仕事につくが、馬車の製造には塗装が不可欠なので、同時に、店の看板の絵や飾り文字、チェストや小箱の装飾、椅子の製作を行い、クウェーカー教徒的勤勉さで「平和なる王国」の絵を喜びに満ちて描き、後には説教師にもなって、クウェーカー教の創始者ウィリアム・ペンの理想を説き、かつ理想の王国のイメージを描き、1849年に世を去る。

19世紀アメリカの画家、エドワード・ヒックスの「ノアの箱舟」です。フィラデルフィア美術館蔵。
引用は、金井美恵子の美術エッセイ「スクラップ・ギャラリー」から。

ひつじ話

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