山海経のシンヨウ

シンヨウ
獣がいる、その状は羊の如くで馬の尾、名はシンヨウ(大羊)、その脂は昔(セキ。正しくはにくづきが付く。ひび)をいやすによろし。

土螻ホウキョウ葱聾ときて、「山海経」の羊っぽいなにかも4頭目。西山経の冒頭に上記の説明があります。脂肪であかぎれを治す、というのは、なんだかリアルです。
ヘロドトスの『歴史』や『本草網目』や、世界のことわざや、中国の玉の呼び名を見ると、羊の脂肪はとても重宝されているようですから、なにかもとになる事実があるのでしょうか。

ひつじ話

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