ヒツジ、夏に備え身軽な装いに 滋賀・日野で風物詩の毛刈り

職員が手際よく行ったヒツジの毛刈り
 滋賀県日野町山本の県畜産技術振興センターで10日、初夏の風物詩・ヒツジの毛刈りがあった。職員らは手際よく毛を刈り、ヒツジを身軽な装いに変えた。
 同センターでは、1950年代から毎年この時期、暑い夏を乗り切らせるためにヒツジの毛刈りを行っている。今回は飼育中の78匹のうち子ヒツジなどを除く23匹の毛を刈った。
 動き回るヒツジを職員がおとなしくさせ、慣れた手つきでバリカンを当てていった。20分ほどで白い肌が現れ、涼しげな格好になった。1匹からは2?3キロ(セーター6着分に相当)の原毛が取れるという。


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