春の装いはまだ寒い? 白糠牧場で羊の毛刈り

1年間で分厚く伸びた毛が手際よく刈り取られる
 モコモコの毛が電気バリカンで刈り取られ、白い“地肌”が広がっていく。時々足をばたつかせながらも気持ちよさそうに身を委ねる羊たち。釧路管内白糠町の茶路めん羊牧場(武藤浩史さん経営)では、春の装いに衣替えの真っ最中だ。
 毎年、暖かくなる四月半ばから半月がシーズン。毛の乾く晴天の日を選んで、一歳以上の二百五十匹を順番に刈っていく。あおむけにし、腹からもも、首筋へと手際よくバリカンをあてていくと、一匹当たり二、三キロの羊毛がとれる。
 すっかり毛を刈られた羊は、ほかの羊と肌を寄せ合ったり、その場に座り込んだり。従業員の鎌田周平さん(28)は「まだ少し肌寒いのかも」と話していた。

北海道では確かにまだ寒いかも。
イヤそうですね、ヒツジ。


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