子ヒツジが1匹、2匹……100匹

 渋川市金井の「伊香保グリーン牧場」でこの春産まれた子ヒツジが公開され、春休みで訪れる子どもたちに人気を呼んでいる。
 同牧場で飼育されているコリデール種のヒツジは、二月上旬から先月下旬にかけて出産期を迎え、今年は約百匹が産まれた。例年は七十匹程度だが、今年は双子が多く、「予想外の出産ラッシュ」(同牧場)という。
 家族五人で訪れ、子ヒツジの授乳体験に参加した埼玉県本庄市の新小学一年生(6つ)は「子ヒツジは柔らかくて、面白かった」と春の一日を楽しんでいた。
 同牧場では十五日から「牧場さくらまつり」を開催。敷地内の十九種、約千五百本のサクラの下で花見が楽しめる。
子ヒツジに授乳する子どもたち

グリーン牧場ではニュージーランド仕込みのダイナミックなショウを毎日開催します。
羊飼いのホイッスルを合図に牧羊犬・ニュージーランドハンタウェイが走りだし、奥行きのある広大な放牧場をワンワンと吠えながら、 ヒツジたちを迎えに行きます。
*ニュージーランドハンタウェイは広い場所で多くのヒツジをまとめる仕事が得意です。
牧羊犬はバラバラに放牧されている100頭あまりのヒツジをまとめ、山の上から下の会場に向けて移動させます。集めたヒツジたちは一端パドックにおさまります。
羊飼いの合図で牧羊犬が高台で草を食むヒツジたちのところへ猛進します。
ショウの後半では、眼でヒツジを威嚇するもう一頭の牧羊犬・ストロング アイ ヘディングドッグが登場して、シープドッグトライアルに移ります。戻ってきたハンタウェイはひとやすみ。


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