乳搾りや牛乳風呂??下仁田の神津牧場 /群馬

 長野県境の下仁田町南野牧にある神津牧場。日本で最初の洋式牧場として1887(明治20)年に創立。物見山(1375メートル)の東斜面を切り開いた広大な敷地387ヘクタールにはジャージー牛約200頭が放牧され、年間10万人を超える観光客が訪れる。
 標高1000メートルを超える起伏に富んだ牧場内には、牛がのんびり草をはむ3カ所の牧草地100ヘクタールのほか、ヤギやウサギ、ヒツジなど小動物と自然の中で触れ合えるコーナーもある。チーズやバター作り、乳搾り体験ができるうえ、ロッジタイプの宿泊施設では牛乳風呂も楽しめる。
 ジャージー牛は白黒のホルスタインに比べ、小柄で茶色のかわいい牛。牧草のカロチンたっぷり含んだ牛乳は濃厚な味が特徴。創業者の神津邦太郎さんが英国のジャージー島で改良されたジャージー種の牛を輸入し、日本人の体位向上など目的に同牧場を始めた。
 新鮮な生乳の風味を生かした牛乳、ヨーグルト、ソフトクリームなど乳製品は牧場ですべて加工生産する。鉄板焼きコーナーでは、牧場産ジャージー牛肉を使った定食もある。毎日朝と昼の2回、搾乳のため放牧から帰ってくるジャージー牛の行列を見物できるのが観光客に人気だ。

ジャージー牛の行列
・主な家畜
牛 200頭 山羊 8頭 めん羊 6頭 うさぎ 50羽

うさぎ勢力に負けてます。


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