「涼しくなるメ?」豊橋総合動植物公園で羊2頭の毛刈り

 羊の熱中症予防などのため、豊橋総合動植物公園に飼育されている雄2頭の羊「ミースケ」(11歳)と「ジジ」(12歳)の毛刈りが19日、園内のなかよし牧場獣舎で行われた。
 2頭の羊は、人間の年齢で50歳ぐらいのおじさん。体重は40キロ。
 職員がハサミと電動バリカンを使い、器用に毛を刈っていくと、「ミースケ」は気持ちよさそうに目を細めていた。
 野生の羊と違い、家畜の羊は体毛が抜け替わらず伸び続ける。そのため、同園では毎年この時期「毛刈り」を実施する。
羊の毛は1カ月に1センチほど伸びる。約2.7キロの羊毛が「ミースケ」から取れた。刈りとった毛は夏休みに行うサマースクールなどで教材として使用される。
 同園の羊は2頭の雄のほか、雌の「ノリカ」(3歳)が1頭飼育されており、彼女は後日さっぱりと刈られる。
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羊の毛刈りを興味深そうに見つめる園児たち


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