モンゴルの野生ヒツジ“アルガリ”

?絶滅に瀕している野生ヒツジの個体数減少を食い止めるための行動と生態の調査?
プロジェクト概要
 アルガリは良く目立つ、螺旋状の角を持つ世界最大のオオツノヒツジです。彼等は中央アジアの寒くて乾燥した草原や山岳地帯に生息しています。この威厳を感じさせる哺乳類は個体数が減少していると考えられ、生息地全域で絶滅危惧種か絶滅の恐れのある種としてリストアップされています。
10年前に始まったモンゴルの民主化は家畜数と密猟の両方を増やす結果となりました。つまり食肉を得ようとする自給自足の猟師と漢方薬の材料となる角を狙う商業的猟師、この両方が密猟をしているのです。獲物を記念品とするような合法的な猟もアルガリの死亡率を上げています。それにもかかわらず、これまでのところ、ハンターが払う高額な料金はアルガリの個体数保護にほとんど役に立っていません。
アルガリを保護するには、保護と管理に関する勧告を推進できるようその行動と生態をよりよく知ってもらうことが必要です。
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ひつじ話

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