羊型鼻煙壷

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ガラス青被せ 羊型鼻煙壷
清時代末・19?20世紀
高さ3.5センチ、幅7.3センチ
鼻煙壷は嗅ぎタバコを入れるための小さな壺です。
アメリカ大陸原産のタバコが、16世紀半ばごろにヨーロッパへ伝えられ、17世紀後半ごろにはヨーロッパから中国に嗅ぎタバコの習慣が伝えられました。
(略)
乾隆帝のころから、宮廷では工芸の技法を駆使して、様々な鼻煙壷が製作されました。
鼻煙壷は単なる実用品としての容器ではなく、細密な細工が施された工芸品であり、また高価な素材を用いたステイタス的な愛玩品でもありました。

 「中国工芸の精華─鼻煙壷 沖正一郎コレクション」 

清代の鼻煙壷です。大阪市立東洋陶磁美術館蔵。

ひつじ話

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