三星堆遺跡出土 尊

全国を巡回中の「中国 王朝の至宝」展で、三星堆遺跡出土の尊を見てまいりました!

尊
青銅  高41.6、肩経28.8  殷・前13─前11世紀
1986年、四川省広漢市三星堆遺跡2号祭祀坑出土
四川広漢三星堆博物館
尊は、中原地域に発達した祭祀儀礼用の酒器の一種で、三星堆遺跡からは8点が出土している。
(略)
ややいびつな器形やゆがみのある文様などには、この種の器物の制作にあまり熟達していない、地域的な作風をうかがうことができよう。

酒器の肩のあたりになんだかむっちりした羊頭がついています。
古代中国の青銅器のことは時々お話しているのですが、こちらも非常に魅力的です。
「中国 王朝の至宝」展は、現在、名古屋市博物館で開催中。2013年6月23日(日)まで。
その後は、九州国立博物館にて、7月9日(火)?9月16日(月・祝)までの開催が予定されているようです。

ひつじ話

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