ブーテル 「遠方を見渡すインディアン」

「遠方を見渡すインディアン」
「遠方を見渡すインディアン」(部分)
ブーテルの描く誇り高いインディアンは、わずかに残る手つかずの自然の中に立ち、進行する白人による開拓を示す教会、柵で囲われた羊や牛のいる農場、航行する帆船のある風景を眺めている。

 「ドラマチック大陸 ─風景画でたどるアメリカ」展カタログ 

名古屋ボストン美術館で開催中の「ドラマチック大陸」展で展示されている、19世紀アメリカのデ・ウィット・クリントン・ブーテルによる「遠方を見渡すインディアン」が、見応えがあって素敵なので、ご紹介です。
左下に小さく羊の群れが描かれているのですが、こうした視点で見られる羊というものもあるのですね。それらを見下ろす孤高の男は、ブラックホーク酋長をイメージしたものとのこと。
展覧会の概要は、下に。

会期   2013年1月12日(土)?5月6日(月・祝)
開館時間   火?金曜日 10:00?19:00
         土・日・祝休日 10:00?17:00
         最終入館 閉館の30分前まで
休館日   月曜日(祝祭日、振替休日の場合は、その翌日)

ひつじ話

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