右玉出土 銅温酒樽

温酒樽 温酒樽(部分)
山西省右玉(ゆうぎょく)県大川村(だいせんそん)で発見された青銅製の円筒形容器で、酒を温める樽であると言われています。
前漢成帝の河平三(紀元前二六)年の紀年銘文があって、製造の時期が明確であることが貴重です。
酒樽の側面にはさまざまな動物たちが画面に向かって左方向へ漫歩する場面が表現されています。

キトラ古墳壁画の解説書から。十二支像の古代中国におけるイメージを論ずるにあたって、前漢の青銅器が例示されていましたので、ご紹介を。

ひつじ話

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