クリストファー・マーロウ 「若き羊飼いの恋歌」

The Passionate Shepherd to his Love
Come live with me and be my Love,
And we will all the pleasures prove
That hills and valleys, dale and field,
And all the craggy mountains yield.
There will we sit upon the rocks
And see the shepherds feed their flocks,
By shallow rivers, to whose falls
Melodious birds sing madrigals.
頼むから、家に来て俺の嫁になってくれ、
もし来てくれたら、二人で数々の楽しみを味わおう、
丘や谷、深い渓谷や野原の楽しみを、いや、
険しい山の楽しみを、心ゆくまで二人で味わおう。
山の岩場に腰をかけ、小川のほとりで羊を飼っている
あの連中を二人で眺めるのも楽しかろう、
その小川のせせらぎの音に合わせて、
小鳥たちもきっとマドリガルを歌ってくれるはず。

16世紀イギリスの劇作家、クリストファー・マーロウの「若き羊飼いの恋歌(The Passionate Shepherd to his Love)」です。シェイクスピアとほぼ同時代人ですね。シェイクスピア関連はこちらで。
時代はまったく違いますが、イギリスの詩人つながりで、テニスンの「アーサー王の死」ブレイクの「羊飼い」もご参考にどうぞ。

ひつじ話

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