ニコラ・フロマン 「モーセと燃える柴」

「モーセと燃える柴」 「モーセと燃える柴」(部分)
フロマンは15世紀のプロヴァンス絵画の様々な特徴を示している。
(略)
1475年から1476年にかけて、ルネ王の宮廷に関わり、現存する傑作《モーセ》の三連祭壇画をエクス・アン・プロヴァンスで描いた。

モーセは妻の父、ミデヤンの祭司エテロの羊の群れを飼っていたが、その群れを荒野の奥に導いて、神の山ホレブにきた。
ときに主の使は、しばの中の炎のうちに彼に現れた。
彼が見ると、しばは火に燃えているのに、そのしばはなくならなかった。
モーセは言った、「行ってこの大きな見ものを見、なぜしばが燃えてしまわないかを知ろう」。
主は彼がきて見定めようとするのを見、神はしばの中から彼を呼んで、「モーセよ、モーセよ」と言われた。

出エジプト記 第三章

15世紀プロヴァンスのニコラ・フロマンによる、「モーセと燃える柴」を。
イスラエルの人々をエジプトから導きだすよう、モーセが啓示を受ける場面です。
モーセを描いたものは、システィナ礼拝堂のフレスコ画をご紹介しています。

ひつじ話

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