「詩経」召南

   羔羊(子羊の裘) 
羔羊之皮  羔羊(こうやう)の皮    子羊の裘(かはごろも)
素絲五紽  素絲(そし)五紽(だ)    白絲の房飾り
退食自公  公より退食す        飯時の宮下り
委蛇委蛇  委蛇(ゐだ)たり委蛇たり おほどかにおほどかに
羔羊之革  羔羊の革          子羊の裘
素絲五緎  素絲五緎(いき)       白絲の房飾り
委蛇委蛇  委蛇たり委蛇たり     おほどかにおほどかに
自公退食  公より退食す        飯時の宮下り
羔羊之縫  羔羊の縫(ほう)      子羊の裘
素絲五總  素絲五總(そう)      白絲の房飾り
委蛇委蛇  委蛇たり委蛇たり     おほどかにおほどかに
退食自公  公より退食す        飯時の宮下り

先日の「千字文」より「詩讚羔羊」で触れた「詩経」召南より、「羔羊」です。食事のために宮廷から帰宅する大夫たちの容儀をたたえる歌とのこと。

ひつじ話

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