「こひつじクロ」

「こひつじクロ」
ひつじはみんなまーっしろ。
でも……
一ぴきだけ、くろくて小さなひつじがいました。
「まわれー、みぎ!」
「ひだりむけー、ひだり!」
「とまれ!」
ポロがほえれば、みんないうとおり。
なのに、こひつじのクロだけはどうしたんでしょう?
「みぎむけー、みぎ!」でも、ひだりむきのまんまです。
だって、考えごとをしてるんですもの。

エリザベス・ショー作、 ゆりよう子訳の絵本です。
羊飼いのおじいさんと、犬のポロと、おおぜいの白い羊たちと、変わり者の黒羊のクロ。クロは、自分だけが黒いことをとても気にしているのですが……?


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