シャガール 「イサクの犠牲」

「イサクの犠牲」 「イサクの犠牲」(部分)
神はアブラハムを試みて彼に言われた、「アブラハムよ」。彼は言った、「ここにおります」。
神は言われた、「あなたの子、あなたの愛するひとり子イサクを連れてモリヤの地に行き、わたしが示す山で彼を燔祭(はんさい)としてささげなさい」。
(中略)
そしてアブラハムが手を差し伸べ、刃物を執ってその子を殺そうとした時、主の使いが天から彼を呼んで言った、「アブラハムよ、アブラハムよ」。彼は答えた、「はい、ここにおります」。
み使いが言った、「わらべを手にかけてはならない。また何も彼にしてはならない。あなたの子、あなたのひとり子をさえ、わたしのために惜しまないので、あなたが神を恐れる者であることをわたしは今知った」。
この時アブラハムが目をあげて見ると、うしろに、角をやぶに掛けている一頭の雄羊がいた。アブラハムは行ってその雄羊を捕え、それをその子のかわりに燔祭としてささげた。

旧約聖書 創世記 第22章

「ノアの犠牲」をご紹介しているマルク・シャガールの聖書のシリーズから、「イサクの犠牲」を。
兵庫県立美術館で10月15日(水)まで開催されているシャガール展で、現物が見られるようです(と言いつつ、ひつじnewsはまだ行ってません……)。ぜひー。
「イサクの犠牲」テーマについては、シャルトル大聖堂の人像円柱などをご紹介しています。

ひつじ話

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