タッシリ・ナジェールの岩絵

タン・ズマイタクの野羊
タッシリ・ナジェール岩面画に最も頻繁にあらわれる野生動物は羊である。
彩画の羊は平塗りで、線描で、さらには両者を併用して描かれるが、表現の焦点は大きく湾曲する角にある。
タン・ズマイタクの野羊の角は細い折線を入念に集めてあらわされている。

サハラ砂漠にあるタッシリ・ナジェールの、先史時代の岩絵です。サハラは紀元前7000年から前2000年のあいだ湿潤期にあり、岩面に描かれた羊や象やカバやペリカンによって、それらの時代を想像することができます。

ひつじ話

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