史記 項羽本紀

因りて令を軍中に下して曰く、
「猛きこと虎の如く、很(もと)ること羊の如く、貪ること狼の如く、強くして使うべからざる者は、皆これを斬らん」と。

史記、項羽本紀より。
のちに項羽によって滅ぼされる楚軍の上将軍宋義が、項羽にあてつけた指令を出す場面。
「很(もと)る」とは「ねじける」くらいの意味ですが、中国では羊に対してそんなイメージがあるのでしょうか。

ひつじ話

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