対羊文透彫飾金具

対羊文透彫飾金具
中国西北辺の文化に属する遺品であるが、文飾の形態は、戦国・漢の動物意匠とは異なる。4世紀以後の作であろう。所々にある円形の突起は、もとは、玉石を嵌めこむための造形であったが、この時期にはすでに象嵌することはすたれ、突起そのものが装飾として残っている。獣面をはさんで有角の羊が向いあうこのような対称的な図柄は、やはり西方起源のものである。大巾の皮帯に着けた飾金具であろう。

大阪市立美術館所蔵の、六朝の工芸品です。
羊が向かいあう図柄については、前にこちらで少し触れています。

ひつじ話

Posted by


PAGE TOP