黒い羊のことわざとエール

どの群れにも黒い羊が一頭くらいいる (英) 
羊の群の中には白いものばかりでなく黒い羊も一頭ぐらいはいるように、どこの家や集団でも一人ぐらいは他の者とまるで違う者(特に他人に迷惑をかける困り者や悪い奴)がいるものである。どんな立派な家庭や社会でも悪い者が皆無とはいかず、むしろ少数ながら悪い者もいるのは当然といえよう。「黒い羊」は、古代ギリシャでは冥界の神々や嵐の神に捧げられており、英語では余され者をさす。

バァ、バァ、ブラックシープ」をご紹介したときに少し触れましたが、こんなことわざが英国にあるのですね。
ただ、このことわざの意味する「黒い羊」を自ら名乗る場合というのもありまして、ヨークシャーのエール「ブラックシープ」は、その代表格かと思われます。
ブラックシープエール  グレイルならぬ、ホーリーエール  ホーリーエールの踏まれ羊
こんなのですが。2本目のは、モンティ・パイソン30周年記念ビールらしいです。ラベルのすみっこで、ちゃんと羊が踏まれてるのがポイント?
ちょっと前に、渋谷にある「Belgo」というお店で飲んできました。意外と飲みやすかったです。
上の写真は、空き瓶をもらって帰って、家で撮りました。こんな可愛いもの、とても置いて帰れません。
ちなみに、黒い羊のワインも存在します。


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