尾張筒井町天王祭の山車

筒井町天王祭神皇車
神皇車水引幕アップ
先月の話になってしまうのですが、6月4日に名古屋市東区筒井で行われた天王祭を見てきました。こちらのお祭りは見事な山車が2台出るのですが、その一方である神皇車の水引幕に十二支が刺繍されており、これが良い感じなのです。下のほうの写真は、もちろんひつじ部分のアップ。
山車と山車祭りの研究サイト「尾張の山車まつり」さん「山車とお囃子 だし・わーるど」さんに、詳細がありました。

名古屋の夏祭りの先陣を切る筒井町の天王祭には,2台の山車が町内の無病息災を願い奉曳されます.この山車は,尾張徳川家菩提寺であった建中寺門前の神皇車と商店街の東側情妙寺前の湯取車で,ともに華麗な大幕を身にまとい,賑やかに筒井町の商店街・住宅地を曳き廻されます.

山車の水引幕の豪華な刺繍は、その下絵を森高雅、山本梅逸、渡辺清の高名な画家が描いた十二支で、江戸時代の工芸美術の粋として珍重されている。


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