京丹波で「レンタカウ」制度 休耕田に牛とヒツジを放牧

休耕田に放たれた2頭の牛
 牛やヒツジを休耕田などに放ち、獣害の軽減を図る取り組みが9日、京都府京丹波町内の休耕田2カ所であり、府畜産技術センター碇高原牧場(京丹後市)から「レンタカウ」として貸し出された牛とヒツジが放牧された。
 レンタカウ制度は、牛やヒツジに雑草を食べさせることで田畑の荒廃を防ぐ休耕田対策として、同牧場が2001年度からスタート。近年は、イノシシやシカなどの野生動物を遠ざける獣害対策としても効果が注目されている。
 同制度は昨年度、合併前の旧和知町西河内と篠原の休耕田に初めて導入されたが、本年度も西河内に牛のメス2頭、篠原にヒツジのメス3頭がそれぞれ放牧された。
 この日、休耕田に放牧された牛とヒツジは早速、一面に生い茂った雑草を好んで食べていた。両地域では、9月末までレンタルする予定。
 府南丹農業改良普及センターによると、口丹波でのレンタカウ制度導入は、現在、両地域だけという。

一般的にはウシだけのようなんですが、たまにヒツジも。
……レンタシープとかっていう新語はできませんか。ダメですか。


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