世界一?軽くて暖か、扱いやすいアイスランドのウール

アイスランドの羊は、植民者が千年以上前に羊をアイスランドに連れてきて以来、ずーっとそのままの原種を保っている世界でも珍しい羊です。毛糸の繊維を顕微鏡で見ると、普通のウールは繊維の中心に随があるのに、アイスランドのウールの繊維の中には気泡があり、竹筒のような組織。繊維の中に空気を含むので軽くて暖かいのは当然。

 アイスランドの厳しい環境に適応するため、羊もがんばった(?)ようで、アイスランドの羊の毛足はメリノ等のウールとは違い、外毛はずーっと長く、内毛はフワフワで柔らかく細い二重構造になりました。その2種類の羊毛を編み込むため、とにかく暖かい。写真で少しはフワフワ感が分かってもらえるでしょうか。
 *撥水性にすぐれる外毛
  毛足が長く、光沢があり、撥水性に優れているのが外側の羊毛です
*保温性抜群の内毛
  毛足が短く、しなやかな内側の羊毛は、保温性に優れています


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