風にも春の香り 久々の外の景色 獣舎の雪囲い外し

ヒツジ舎の雪囲いを取り外す職員
 高岡市の高岡古城公園動物園で十四日、獣舎の雪囲いが外され、シカやヒツジなどの動物たちが久々に間近に見えるようになった。日ごとに春が本格化する中、同園では二年ぶりにフンボルトペンギンのひな二羽も誕生し、明るい雰囲気で桜の季節を迎える。
 雪囲いは昨年十二月から、動物たちの風よけのために設置していた。この日は職員ら六人が、シカやエミュー舎などのおりに取り付けられたプラスチック製の板を外した。久々の外の景色に興奮した様子のヒツジのキララちゃん(4つ)は、おりにかじりつくように(?)眺めていた。


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