メーメー赤ちゃん続々 ヒツジの出産ピーク

母親に寄り添う生まれたばかりのヒツジ
 富津市田倉のマザー牧場で、春の風物詩となっているヒツジの出産がピークを迎えている。今年は昨年の倍近いヒツジが出産する予定で、赤ちゃんの総数は百十頭程度になる見込み。
 同牧場はショーに出演させるヒツジを増やそうと、種付けしたヒツジの数を前年の約五十頭から約九十頭に増やした。
 今年の“第一号”は一月二十五日に誕生。これまでに八十七頭が生まれた。ピーク時には一日四、五頭の赤ちゃんが生まれ、スタッフが大忙しだという。出産は三月上旬まで続く。
 ヒツジの赤ちゃんは体高約五〇センチで、体重は約三キロ。母親のミルクで育ち、一年ほど後にシープショーでデビューするという。
 同牧場は赤ちゃんと交流する「ふれあいタイム」を一日一?三回設けている。期間は四月二十二日まで。担当者は「かわいい赤ちゃんに触れてみて」とPRしている。


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