児童の日ごろの授業から学ぶ 伊那小で公開学習指導研究会

伊那小でのヒツジ飼育風景
 伊那市の伊那小学校で4日、公開学習指導研究会があり、全国から集まった教員や学生ら約600人が、総合学習の授業を参観した。
 伊那小は「内から育つ―一人ひとりの子どもが自らを高めていく学びの道すじ―」をテーマに、学習指導の研究を進めている。研究会は、子どもの姿や学習指導の実際を見て、教育のあり方を探ろうと、本年度で27回目。動物の飼育、育てた野菜を使った調理など、全クラスの授業を公開した。
 生後9カ月と2歳9カ月のヒツジを飼育している1年山組は、2匹の体重測定の様子を公開。子ヒツジの成長が見られなかったため、エサの種類や量を考えて飼育してきた成果を発表した。
 参加者たちは熱心に取り組む児童の様子を、ビデオカメラに収めたり、メモを取ったりしていた。


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