来月「秩父別温泉」道の駅に 新ログハウス登場 特産販売

八月中旬に「道の駅」に指定されるのを前に、町内二の一の「秩父別温泉ちっぷゆう&ゆ」周辺で準備が進んでいる。農産物の直売店となるログハウス調の建物二棟もすでに設置され、内装工事などが急ピッチで進められている。
 ログハウス調の建物は木造平屋で約二十五平方メートル。六月二十四日に町ふるさと特産物展示館横に設置された。店舗では、そばやうどんなどめん類を提供するほか、町内の農家がその日朝に収穫した減農薬野菜などを販売する直売所を開設、生産者別に売り場を設ける。
 展示館ではこれまで通り、トマトジュースなど特産品を販売するほか、道路情報などを提供する情報端末を設置し、来訪者の休憩スペースを設置する。
 三月に設立された「道の駅ちっぷべつ事業組合」は、道の駅指定に先立ち、七月末までに店舗をオープンさせたい考え。藤村正彦副組合長は「来春には羊の観光牧場が開園するので、将来的には町内産サフォークでジンギスカンも提供したい」と話している。


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